採用人事系フリーランス/Segurosの日記

採用人事系フリーランスの「現場」からみた、採用・転職・働き方・生き方のリアルを発信

Seguros=「自信」という屋号をつけた理由

Seguros=自信(スペイン語)は、私の屋号です。

 

個人事業主登録をする際の屋号決め。

空欄で出しても問題ないので、

屋号を決めない方もいれば、

法人成りを意識してつけられる方、

事業に賭ける想いを込めた名称をつける方、

様々だと思います。

 

私の場合は、当時10歳の長男がくれた”アドバイス”が決め手でした。

 

 

1.当初の自分の考え

もともとは、

フリーランスとしてやっていくのだし、

ビジョンやミッションを反映した屋号にしたい」

と思って、想いを形にしたいなと、あれこれ思案していました。

 

キーワードとしては、「自由」、「フラット」、「選択肢」、

基本的には転職/採用支援をしながら、

生き方/働き方の提言をしていきたいと考えていたので、

暑苦しい感じの名称を考えていた気がします。

 

ただ、うまい具合にピンとくるものが出てきません。

・名称が長くなる

・なんとなくかっこ悪い 

・ありきたりのものに感じられる

などなど、決め手に欠ける状況でした。

 

2.妻からのアドバイス

妻からのアドバイスは、

・あまり思い入れがあると、他人に言うとき恥ずかしいから、

想いが入りすぎないくらいがいい。

・キーワードを、外国語(ドイツ語、フィンランド語などなど)の

好きな国の言葉で言い換えると楽。

とのこと。

 

確かに、自分も人材系の仕事の中で、

数千社・数万社と社名を拝見したきた中で、

「さぶっ!」と思うことがなかったわけではなく、

自分ひとりで考えている屋号もその類だなと反省。

 

3.長男(10歳)からのアドバイス

そんな時に、長男もアドバイスをくれました。

「自由というワードを使いたい」と考えていた時のこと。

 

長男は地域のサッカークラブで2年間キャプテンをしているので、

チームづくりで彼なりに考えがある様子。 

 

「パパ、自由だとみんながバラバラに好き勝手やってるイメージだよ。

それより、もしそれぞれの人に”自信”があったら、

好き勝手にやるんじゃなくて、

目的のために責任をもってしっかりやれるから、

そっちのほうがいいんじゃないかな」

 

・・・!!!なるほど。

負うた子に教わるとはこのこと。

 

確かに自由より自信の方が、

自分が仕事をする上でもフィットするし、

そちらの方が自分が大事にしていることに近いかなと思いました。

 

「自信」にキーワードを変更して、

後は長男の好きなサッカーのスペイン語に変換して、

「Seguros」に決定しました。

 

【まとめ】

屋号・サービス名・社名を考えるときに、

コンサル・広告系の方に相談する等の方法もあると思いますが、

個人で考えるとき、どうしても「想い」先行になり勝ち。

 

そんなときに、

・自分が持っている想いが他人から見た時にどう映るか

(場合によれば独りよがりなものかもしれない)

・(今回の自分の長男や妻のように)忌憚ない意見をくれ、

また生活しているフィールドが違うからこその発想を活かす

・(外国語など)言葉を言い換える

という方法も1つかもしれません。

 

※なお、以前は自分も名刺や思いを込めたリーフレット作成など、

コンサルの方に依頼して作る等の取り組みをしてはみたものの、

あまり効果的ではなかったという経験も下地としてあります。

「こういう想いで作りました!どや!!」と見せられて、

相手が何にも言えない(=本心は「うーん・・・」と思っていても)ことも

多かったのかなと、今は振り返って感じます。